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色素の用途事例

  • 事例1【感熱・感圧色素】

    酸と接触すると発色するロイコ色素が使用されています。
    感圧紙では色素が内包されたカプセルと顕色剤とを塗布した用紙を重ね、圧力を加え、カプセルが破壊、色素と顕色剤が接触すると発色する仕組みになっています。
    感熱紙は色素と顕色剤等を結着剤であるポリビニルアルコール等に分散、紙に塗布された構造で加熱すると色素と顕色剤が溶融混合して発色する仕組みになっています。

    <感熱紙>

    <感圧紙>

  • 事例2【示温材料色素】

    ロイコ色素と顕色剤の可逆的反応を利用した熱で変色する示温材料は色素、顕色剤及び発色をコントロールする材料(アルコール系結着剤)から構成されています。決められた温度を境に可逆的に変色するため、食品や飲料の適温表示やおもちゃなどの変色表示に利用されています。

  • 事例3【医療用透明感熱用色素】

    ロイコ色素と顕色剤との加熱発色反応により画像を形成しており、複数の色素とバインダー樹脂の選定により高階調化を実現しています。またバイダー量と顕色剤の粒径の調整により色素を溶解し透明性を得ています。これに当社の色素が用いられています。

  • 事例4【昇華性色素】

    昇華転写記録方式は、加熱したヘッドで熱転写インキリボンを溶かし、染料を昇華して画像を印刷する方法です。既存のインクジェットプリント方式に比べて濃度階調に優れ、銀塩写真と同程度の高画質フルカラー画像の出力が可能です。当社の昇華性色素は、この昇華転写記録方式に使用できる色素であり、鮮明性および諸堅牢性に優れ、特に発色濃度および耐光性に優れたフルカラー画像を与え得る熱転写インキリボンを提供することができます。

  • 事例5【CTP用光熱変換色素】

    印刷製版工程において、コンピュータによって電子的に処理、蓄積された画像などのデータから直接印刷版を出力する工程のことを、コンピューター・トゥ・プレート(Computer To Plate)、略してCTPと呼んでいます。CTPシステムは、フィルム工程の省略による省資源、省力化など大幅な合理化が期待され、近年では、版材のタイプも増え選択の幅も広がっております。 CTP 用版材を大別すると、可視光レーザーに対応する光モードタイプと赤外線レーザーに対応する熱モードタイプ( サーマルタイプ) とに分けられますが、当社のCTP用色素は、露光光源の放射する光を有効に吸収するCTP原版作製用の感光色素です。

  • 事例6【PDPネオンカット用色素】

    プラズマディスプレイ (Plasma Display Panel : PDP)はプラズマ放電により発生する紫外線が蛍光体を励起させ発光させることを利用した平面パネルディスプレイ装置のことです。PDPは大型画面ディスプレイとして注目されていますが、構造上放電により発生した紫外線以外の光を吸収する必要があります。それらは、大別すると850nm以上の近赤外線光と580~590nm付近のネオン光に分けられますが、当社のPDP用色素は、それら光を有効に吸収し、PDPの基幹材料に寄与する色材です。

  • 事例7【LCD二色性色素】~三井化学ファイン(株)の受託生産品

    液晶ディスプレー(LiquidCrystalDisplay : LCD )は、従来のブラウン管型ディスプレイのように自ら発光して表示しているものではなく、光の透過を活用したディスプレイであり、様々な分野で使用されております。 当社の二色性色素は、液晶に対する溶解性、コントラスト(二色比)、鮮明性に優れ、液晶掲示板、自動車のインパネ表示などに広く利用されています。

  • 事例8【レーザー溶着用色素】

    レーザーによる樹脂溶着とは、溶着したい樹脂部材同士をコンタクトさせ、そのコンタクトしている面をレーザー光で融かすことにより固定させる方法です。当社のレーザー光吸収性着色材は、これまでの着色剤とは異なり、レーザー照射後に無色となるためにレーザー溶着が目視できるすぐれた色材であり、樹脂レーザー溶着剤として有用であります。

  • 事例9【農業用フィルム色素】

    熱線遮蔽フィルムを用いて太陽光線の熱線を吸収して植物体温や地温の上昇を抑制すること出来ます。夏季栽培における作物の高温障害を回避、発芽率の向上、徒長苗の防止、灌水回数低減による省力化が図れるとともに栽培条件の改善による生育促進および収量増が期待できます。(ビニールハウス用のフィルムなどに利用)
    また植物の生長はフィトクロームという植物ホルモンにより光形態形成反応が左右されています。フィトクロームにはPr型とPfr型があり、660nm付近の光を減少させるとPr型に傾き植物は背が高くなり、730nm付近の光を減少させるとPfr型に傾き植物はわい化します。
    これらの光を色素フィルターで制御することで植物の生長をコントロールできます。
    この色素フィルターに当社の近赤外線吸収色素YKRシリーズが使用されています。

  • 事例10【照度センサー用色素】

    照度センサーの受光部に用いる半導体受光素子の波長感度は可視光より長波長の赤外域にピークがあるため、人間の目で感知できない近赤外線を感知して明るいと誤って判断します。近赤外線をカットする色素フィルターを用いて視感度に近い特性を出しています。
    この色素フィルターに当社の近赤外線吸収色素YKRシリーズが使用されています。

  • 事例11【フラッシュトナー用色素】

    従来は電子写真方式における画像定着方式はヒートロール方式ですが、この場合、熱圧着による画像変化に伴う解像度の低下、或いは被印刷物の種類の制限が有ります。
    近赤外線吸収材を光熱変換剤としてキセノンランプ光による溶融定着いわゆるフラッシュトナー定着は非接触ですのでこのような問題は生じません。 近赤外線剤にはトナー中の安定性、画像色相への影響を考慮して高い可視透過率が要求されます。
    (大型高速プリンターなどに利用されています)

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