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環境・エネルギー分野

近赤外線吸収色素

近赤外領域(700nm~2000nm)に吸収極大波長を有する色素を言います。
近赤外線吸収色素にはシアニン化合物、フタロシアニン化合物、ジチオール金属錯体、ナフトキノン化合物、ジインモニウム化合物、アゾ化合物等が知られています。
用途として熱的作用(光を熱エネルギーに変換する特性)と光学的作用(選択的に光を吸収する特性)に大きく分類されています。
熱的作用を利用したものにCTPやフラッシュトナー用光熱変換剤、光学的作用を利用したものにPDP近赤外線吸収カットフィルター、熱線遮蔽フィルム等があります。

製品ラインアップ

YKR-シリーズ

  • YKR-2016

    YKR-2016

  • YKR-2100

    YKR-2100

  • YKR-2900

    YKR-2900

  • YKR-2081

    YKR-2081

  • YKR-2200

    YKR-2200

  • YKR-2090

    YKR-2090

近赤外線吸収色素実用例

レーザー樹脂溶着剤

レーザーによる樹脂溶着とは、溶着したい樹脂部材同士をコンタクトさせ、そのコンタクトしている面をレーザー光で融かすことにより固定させる方法です。
当社のレーザー光吸収性着色材は、これまでの着色剤とは異なり、レーザー照射後に無色となるためにレーザー溶着が目視できるすぐれた色材であり、樹脂レーザー溶着剤として有用であります。


レーザー樹脂溶着

農業フィルム用色素

熱線遮蔽フィルムを用いて太陽光線の熱線を吸収して植物体温や地温の上昇を抑制すること出来ます。夏季栽培における作物の構音障害を回避、発芽率の向上、徒長苗の防止、灌水回数低減による省力化が図れるとともに栽培条件の改善による生育促進および収量増が期待できます。
また植物の生長はフィトクロームという植物ホルモンにより光形態形成反応が左右されています。フィトクロームにはPr型とPfr型があり、660nm付近の光を減少させるとPr型に傾き植物は背が高くなり、730nm付近の光を減少させるとPfr型に傾き植物はわい化します。
これらの光を色素フィルターで制御することで植物の生長をコントロールできます。
この色素フィルターに当社の近赤外線吸収色素YKRシリーズが使用されています。

照度センサー用色素

照度センサーの受光部に用いる半導体受光素子の波長感度は可視光より長波長の赤外域にピークがあるため、人間の目で感知できない近赤外線を感知して明るいと誤って判断します。近赤外線をカットする色素フィルターを用いて視感度に近い特性を出しています。
この色素フィルターに当社の近赤外線吸収色素YKRシリーズが使用されています。

フラッシュトナー用色素

従来は電子写真方式における画像定着方式はヒートロール方式ですが、この場合、熱圧着による画像変化に伴う解像度の低下、或いは被印刷物の種類の制限が有ります。
近赤外線吸収材を光熱変換剤としてキセノンランプ光による溶融定着いわゆるフラッシュトナー定着は非接触ですのでこのような問題は生じません。近赤外線剤にはトナー中の安定性、画像色相への影響を考慮して高い可視透過率が要求されています。

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